大阪市市民局委託事業「若者・女性への就労支援事業」
2018.04.05

【入社準備号】準備をすれば社会人は怖くない(人間関係編)

この春デビューする新社会人の方向けに、社会人になる準備についてアドバイス。キャリア1歩目をより良いものにするためにしっかり準備をして入社を迎えよう!

 

今回のテーマは「人間関係」

 

たくさん悩んで、頑張って頑張ってつかんだ内定。苦労して入社した会社をすぐに辞めたいという方はいないかと思います。しかし、実は毎年新入社員の1割が離職しています。3年経つと3割です。(※1)

労働時間が長い、仕事がきつい、待遇が良くないなどいろいろな理由がありますが、その中の一つ「人間関係」について解説します。

 

どんな人がいるのだろうか、うまくやっていけるだろうか、といった不安はこれまでも進学するとき等に感じてきた方も多いのではないでしょうか?学生までなら合わない人と無理に付き合わない、という選択もできましたが、社内の人間関係はそうはいきません。毎日かならず顔を合わせ、良い事も悪いことも報告、連絡しなければいけません。また社員の一存で所属部署を変更したり、一緒に仕事をする人を選ぶことはできません。

だからこそ、職場でよい人間関係をつくるためのポイントを掴んで、人間関係による不安やストレスを少しでも減らして、意欲的に仕事に取り組めるように準備をしましょう。

 

よい人間関係を気づくポイント

1.挨拶!挨拶!挨拶!

職場の人間関係づくりで最も重要なのが「挨拶」です。出社時、退社時だけでなく、廊下ですれちがったとき・・・挨拶は自分の存在を知ってもらう機会になり、会話のきっかけにもなります。常識のある人として評価を得られます。

挨拶が出来ない人はマナーや常識の無い人と見なされてしまいかねません。

挨拶を習慣にするために、今のうちから挨拶を実践しましょう。

これだけは覚えよう!
「おはようございます」・・・出社時には必ず!
「お疲れ様です」・・・先輩や上司、出入り業者の方とすれ違った際に言いましょう。
「行ってまいります」・・・外出の時
「失礼します」・・・入室時
「お先に失礼します」・・・退社時
「お世話になっております」・・・お客様とあった時。

挨拶は必ず立ち止まって、相手に届く声で言いましょう。聞こえなければ挨拶をしていないのと同じ。挨拶のできない人は

 

2.時間を守る

これも挨拶と同じ、当たり前にできなければならないことの一つですね。きっと多くの人が学生時代に親や先生から何度も何度も言われてきたことかと思います。
それでも学生時代は注意するだけで済みました。
しかし社会人はそうはいきません。1分1秒遅れるだけで信頼を失ってしまいます。

人間関係は信頼で成り立つもの。時間を守らないことは職場の人間関係に大いに影響してしまうので注意してください。

それでも、電車が遅れた、打合せが伸びてしまった、体調が悪いなど、どうしても時間を守れないこともあると思います。そんな時には必ず事前に連絡し、謝罪しましょう。時間を守ろうとする姿勢は伝わるはずです。

 

3.謙虚な姿勢

謙虚な人と、高慢な人、部下にするならどっちがよいかは聞くまでもありませんね。

仕事に真摯に取り組む人。教えてもらったり助けてもらったことに感謝できる人。自分の不足、不理解を認めて教えを請える人。自分の失敗や不手際を謝罪できる人。人にもモノにも丁寧に接することが出来る人。

もちろん思っているだけではなく、言葉や態度で示すことが不可欠です。

謙虚な人には、先輩、上司も助けよう、教えよう、応援しようという気持ちになります。

逆に、お礼を言わない、誤らない、失敗を人のせいにする、自分を過信して努力しない人とは人間関係を構築するのは困難です。

 

4.何事にも積極的に

人間というのは誰もが成功のよろこびより失敗への恐れの方が強く感じてしまうもので、それは行動にも現れます。特に今までやったことがないことは成功するか分からないので躊躇しがちです。「失敗」によって評価が下がるのでは、信頼を失うのでは、存在を否定されてしまうのでは?などへの恐怖心が生まれ、失敗するかもしれないからやめておこうという判断につながってしまいます。

失敗への恐怖心をゼロにするためには、絶対に成功する方法を導き出す必要があり非常に困難です。では、どうやって失敗への恐怖心に打ち勝ち、積極的に新しいことにチャレンジできるのでしょうか?

ポジティブな方とネガティブな方の違いに「失敗」に対する評価の仕方の違いがあります。どのような状態になれば「失敗」なのかが異なるのです。仕事では上司や先輩に注意されるようなことをすると「失敗」と認識してしまいがちです。しかし、新人のうちはチャレンジして成功しなかった仕事に対して、注意をすることはありますが「失敗」と評価することはありません。成長への糧を得てくれた、とその姿勢を評価してもらえます。

もちろん成功を目指すことは当たり前ですが、失敗することも「成功」と思ってチャレンジする人には、周囲もサポートしてくれるはずです。

 

人間関係が作れるかどうかに不安を感じる方はたくさんいます。人間関係は自分の行動しだいで大きく変わってしまいます。良好な人間関係づくりのためには、まず自分の姿勢を見直すことから始めましょう。

 

(※1)厚生労働省 新規学卒者の離職状況