大阪市市民局委託事業「若者・女性への就労支援事業」
2018.04.05

【入社準備号】準備をすれば社会人は怖くない(ストレス対策編)

この春デビューする新社会人の方向けに、社会人になる準備についてアドバイス。キャリア1歩目をより良いものにするためにしっかり準備をして入社を迎えよう!

 

今回のテーマは「ストレス対策」

 

入社してすぐは見るモノ聞くコト、すべてが初めての事ばかり。覚えなきゃいけないことがたくさん。やる気はあるけど、先輩や上司からの厳しいプレッシャーに緊張しっぱなし。入社前に思い描いた自分らしくかっこよく働く自分とは程遠く、研修と雑用ばかりの日々。

「つらい」
「思っていたのと違う」

 

新入社員のうちは、よくわからないままにストレスと疲労が溜まってしまうものです。ある調査では入社1週間でストレスを感じる人は4割もいるそうです。1か月後には半数以上の人が何らかのストレスを感じながら仕事をしています。

ストレスを放置すると体調を崩し、最悪、仕事が続けられなくなってしまう人もいます。またストレスから逃げるために仕事からも逃げてしまう、なんてことも。

悩んで頑張った就職活動が無駄になってしまうのは悲しいですよね。

ストレスに負けないように、しっかりとした準備と心構えがあれば、長く楽しく、キャリアを積んでいくことが出来ます。

今回は、入社後にぶつかるかも知れないストレスの原因と対処法を知って、今からしっかり備えておきましょう。

 

 ストレスの原因と対処法
─ ─ ─ ─ ─ ─ ─ ─ ─ ─ ─ ─ ─ ─ ─ ─ ─ ─

①緊張

新入社員のうちは、普通にしているつもりでも、普段の状態よりは緊張してしまうものです。緊張間は時間と共に慣れてきて、適度なものになっていきますが、特に緊張しやすい人などはストレスが大きくなってしまいがちです。

会社にいるときや仕事中に緊張をリセットするのは困難です。

そこで昼食時のちょっとした時間や仕事が終わった後など、仕事とはまったく違うことを考えるなど、緊張状態をリセットすることが大切です。

休み時間や休日まで仕事のことばかり考えず、仕事以外で集中できる趣味やリラックスできる空間などを準備すると、仕事への集中力や意欲をさげることなく、メリハリのある生活ができます。

 

②ギャップ

「イメージと違った」という理由で、入社後すぐにやめてしまう人は少なくありません。仕事のギャップ、時間のギャップ、人間関係のギャップなど、原因は様々なですが、入社前のイメージと異なることがストレスとなってしまうことは珍しいことではありません。
新入社員のうちはまだ自分の仕事を決める裁量権がありませんから、上司や先輩に言われた仕事しか出来ません。また残業をするかどうかも自分で判断することはできない場合が多く、自分がイメージしたとおりに働かせてくれない会社に対して不満を感じてしまうこともあるかも知れませんね。

入社は社会人としてのスタートラインに立ったに過ぎません。あまり過度な期待をせず、小さなことからこつこつとがんばる気持ちをもって取り組めば、だんだんと周囲から信頼され、自分のイメージした理想的な社会人の姿に少しずつ近づいていけることと思います。

どんな仕事にも下積みがある。ということを忘れずに、謙虚な姿勢でがんばる心構えをもちましょう。

 

③不安

人は成功によって得られるメリットよりも、失敗するデメリットを遠ざけたがるものです。間違ってたらどうしよう、失敗したらどうしようと、不安が募ってしまうけど、上司からの依頼は断れない。こうした不安もストレスの原因となります。

新入社員は不安をゼロにすることは難しいと思います。それでも少しでも不安を減らすためには、「わからない」ことを減らすことです。

そのためには、率直に聞いてみるのが解決策です。「これでよいですか?」「この方法で間違いありませんか?」「このペースでいいですか?」など、自分で抱え込まずに、不安を感じたらすぐに相談するようにしましょう。

入社に向けて不安があれば、今のうちに採用担当に質問してみましょう。入社までにやるべきこと、覚えたほうがいいこと、持ち物、服装など小さな不安でも放置せずに確認することで不安は解消できます。

 

④失敗

仕事をしていれば、誰しもが失敗をするものです。しかし新入社員の内は失敗から受けるストレスが多くなってしまいがちです。「怒られるのでは」「迷惑をかけてしまうのでは」という想いや、失敗したらがどうなるのか分からないといった不安などが原因です。

失敗から受けるストレスをゼロにすること、失敗しないようにするしかありません。しかしそれをすぐに実践するのは不可能でしょう。

しかし失敗にしっかり向き合い反省することで失敗する回数を減らすことはできます。また失敗した後の行動次第で、そのストレスを早めに解消することはできるでしょう。

では失敗してしまった時にはどうしたらよいのでしょう。

まず大事なのは失敗を上司、先輩にすぐに報告することです。報告することで失敗の責任を上司、先輩にも担ってもらえます。また失敗によって生まれた損失を早めにリカバリーすることで、「迷惑をかけてしまった」という思いも軽減されます。

失敗したことを隠したり、解決しないままに放置すると、知らない間に問題が大きくなったり、それによる不安でさらにストレスが大きくなってしまうことがあるので要注意です。

失敗したらすぐに報告。を徹底しましょう。

 

 まとめ
─ ─ ─ ─ ─ ─ ─ ─ ─ ─ ─ ─ ─ ─ ─ ─ ─ ─

新入社員がストレスを感じるのは当然のことです。きっと先輩社員の多くも新入社員のうちは緊張し、たくさん失敗し、不安を感じ、イメージとしたものとのギャップを感じていたことと思います。みんな始めはそうなのです。

ストレスを感じないために、ではなく、ストレスを感じることがあってもしっかりと向き合い、整理して、対処しましょう。その経験を繰り返すことでより自分にあったストレス対処法が身につくはずです。

今のうちからしっかり準備しておきましょう。