動画編集を始めて、編集作業の効率が悪いと感じている方はいませんか?
編集作業の効率を大きく左右する要素のひとつが、ワークスペースです。ワークスペースを効率的にカスタマイズすることで、作業効率を大幅に改善することができます。
そこで今回は、動画編集初心者でもわかりやすいワークスペースの作り方を紹介したいと思います。
動画教材では、ワークスペースの基本的な考え方から、初心者でも実践しやすいカスタマイズ方法まで、わかりやすく解説しています。
ぜひ、この動画教材を参考にして、編集作業の効率化に役立つワークスペースを作ってみてください。
動画教材
※全画面表示で見てください。理解度が全く違います。
編集しやすいワークスペースの作り方
動画編集の効率化には、ワークスペースのカスタマイズが重要です。
しかし、ワークスペースの作り方は人によって異なります。
- 「どういったワークスペースが使いやすいのか分からない」
- 「不便を感じている」
- 「初期設定のまま編集している」
という方は、ぜひこの動画教材を参考にしてみてください。
動画教材では、ワークスペースの基本的な考え方から、初心者でも実践しやすいカスタマイズ方法まで、わかりやすく解説しています。
まずは、最終的なワークスペースのゴールを決めましょう。
具体的には、以下の3つのポイントを押さえましょう。
- 頻繁に使う機能をすぐに呼び出せるようにする
- 作業の流れをスムーズにするための配置にする
- 視覚的にわかりやすいレイアウトにする
これらを意識してワークスペースをカスタマイズすることで、動画編集の作業効率を大幅に改善することができます。
これから下の図のような効率的に作業できるワークスペースを作成していきます。
はじめに、ワークスペースを編集するための画面を開きましょう
どちらの方法でも構いませんので、まずは画面を表示させましょう。
ワークスペースを編集する画面を開く
方法は、
PC上部に表示されている、
- 1.「ウィンドウ」をにカーソルを合わせる
- 2.ワークスペースにカーソルを合わせると、「編集」が表示されます。
- 3.「編集」をクリック。下の図を参照ください。
上記のような表示でなければ、下図のような画面になっていると思います。
そのようなときはPC上部右上から
ワークスペース → 編集
と進んでください。下図参照
ワークスペースの基本操作
1.不要なパネルを消す
消したいパネルを選択した状態で、
パネル名の右にある「≡」をクリックして、「パネルを閉じる」を選択するとパネルを消すことができます。
2.必要なパネルウィンドウを表示させる
ワークスペースに、使いたいパネルがない場合は、
「ウィンドウ」メニューからパネルを表示させることができます。
「ウィンドウ」メニューを開くと、
「プロジェクト」や「タイムライン」など、
ワークスペースにすでに表示されているパネルが表示されます。
これらのパネルの横にチェックマークが入っている場合は、
すでにワークスペースに表示されているパネルです。
チェックマークが入っていないパネルは、
ワークスペースに表示されていないパネルです。
チェックマークが入っていないパネルにチェックを入れると、
そのパネルをワークスペースに表示させることができます。
例えば、
「タイムライン」パネルをワークスペースに表示させたい場合は、
「ウィンドウ」メニューを開き、「タイムライン」の横にあるチェックマークにチェックを入れます。
これで「タイムライン」パネルがワークスペースに表示されます。
3.パネルを移動させる
ワークスペースにあるパネルは自由に位置を移動することができます。
移動したいパネルのパネル名の部分をドラッグすることで好きな位置に動かせます。
パネル名の表示がないパネル(ツールパネルやオーディオメーター等)も端をつかむと移動することができます。動画をご確認ください。
4.パネルの大きさを変える
パネルとパネルの境界線にカーソルを置き、ドラッグすることで、パネルの大きさを変えることができます。
タイムラインパネルは、編集作業に欠かせないパネルです。タイムラインパネルを大きくしておくと、編集作業がしやすくなります。
5.パネルのドッキングを解除する
パネル名の右にある「≡」マークのドッキングを解除を押すと、パネルが独立したウィンドウ状態になります。
モニターが一枚しかない場合は、パネルが邪魔になって作業しづらくなることがあります。パネルのドッキングを解除すると、パネルを別のディスプレイに移動できるので、作業しやすくなります。
パネルの配置は、作業の流れや頻繁に使う機能を考慮して、自分にとって使いやすいようにカスタマイズしましょう。
以上5つの方法を使って、ワークスペースを整えていきましょう。
〈最終ゴール〉
ワークスペースの保存方法
ワークスペースが完成しましたら、ワークスペースを保存していきます。
「ワークスペース → 編集 → 新しいワークスペースとして保存」で作ったワークスペースを保存できます。
もしくは、
ウィンドウからも同じように保存することができます。
「ウィンドウ → ワークスペース → 新規ワークスペースとして保存」
※保存したワークスペースが、しっかりワークスペース内に保存されているか確認しましょう。
ワークスペースのリセット方法
ワークスペースをカスタマイズして、ごちゃごちゃになってしまったら、
「ワークスペースパネル」から「保存したレイアウトにリセット」を選択すると、
デフォルトのワークスペースに戻すことができます。
もしくは、
ウィンドウからも同じようにリセットすることができます。
メニューバーから「ウィンドウ」→「ワークスペース」→「保存したレイアウトにリセット」を選択する。
ワークスペースをカスタマイズした後に、ごちゃごちゃになってしまった場合は、デフォルトのワークスペースに戻すことで、作業をスムーズに進めることができます。
以上が「編集作業に最適なワークスペースの作り方」の解説でした。
ありがとうございました!